3.0L DURAMAX ターボディーゼル エンジン(OP)
8インチタッチスクリーンディスプレイ
(手動可倒式)
(手動可倒式)
スタンダードボディがタホ、ロングがサバーバン
2024年モデルもV8エンジンが2種類ラインナップ
今や各メーカーが次々とV8エンジンを廃止すると発布している現在、GMは引き続きV8エンジンを搭載したタホ/サバーバンを発売継続。
新型タホのRSTグレードにブレンボブレーキとスポーツエキゾーストを搭載した、RSTパフォーマンスパッケージが追加されました。
かねてより機敏なフットワークに定評があるシボレータホですが、パフォーマンスパッケージ追加で動力性能にさらに磨きがかかっています。
オススメのグレードはオフロード志向のZ71とパフォーマンスのRST、プレミアムなハイカントリーです。
アーティスト 清木場俊介さん
東北楽天ゴールデンイーグルス 浅村選手
埼玉西武ライオンズ 松井監督
外装
兄弟車のエスカレード/ユーコンと全体的なシルエットはよく似ていますが、日本でも馴染み深い、センターにボウタイを配置した上下分割デザインの大型グリルが、タホ/サバーバンのアイコンとなっています。
先代モデルと比較して、タホが全長17cm/ホイールベース12.4cm、サバーバンで全長3.3cm/ホイールベース10.4cmとそれぞれ延長され、ボディサイズがより大型化されています。
2024年モデルは大きな変更はありませんが、タホ30周年を記念した2025年モデルがアメリカで発表されており、大きな話題となっています。
Z71とハイカントリー以外のグレードにはオプションでブラックグリルが用意されており、ブラックアウトされたグリル本体と、シボレーのボウタイロゴの代わりに大型のCHEVROLETロゴがエンボス加工されて、通常モデルとは違った雰囲気を演出可能です。
ハイグロスブラックペイントにブライトマシンドフィニッシュ加工が施されたRST標準装備のスポーティーな大型22インチホイール。
ガソリンエンジン車に標準装備されるポリッシュドステンレスチップ4本出しエキゾースト。
オプションで新たに追加されたブラックグリル。
ブラックアウトされたグリル本体におなじみのボウタイロゴと置き換えて大型の「CHEVROLET」ロゴがエンボス加工されています。
Z71には専用デザインのテクニカルグレーペイントマシンドフィニッシュアルミホイールと、オフロード走行に適したオールテレーンタイヤが装備されており、エクステリアをオフロードライクに仕上げています。
Z71専用バンパーはオフロード走行時に武器となるアプローチアングルを向上したデザインを採用。
障害物からシャーシ下部を保護するスキッドプレートも装備しています。
高速時に自動でアッパーグリルのシャッターが閉じて空力を改善するアクティブエアロシャッターを搭載。
低速時やエンジンの水温が上昇した場合には自動でシャッターが開き、エンジンルームに冷却用の空気を取り込みます。
内装
新型はセカンドシートに140mmの前後スライド機能が付いたことにより、サードシートの足元が先代モデル比で40%広くなり大人がゆったりと座れる空間を確保。
ラゲッジスペースに至っては60%広くなりました。
LSはオプションで9人乗りのフロントベンチシート、LTはセカンドベンチシートの8人乗り、それ以外のグレードはセカンドキャプテンシートで7人乗りとなります。
タホは低床フロアを採用しており、3列目シートを折り畳んだ場合には大型スーツケース6個を収納可能なラゲッジスペースを実現しています。
Googleを内蔵した10.2インチのタッチスクリーンディスプレイにはシボレーインフォテインメント3プレミアムシステムを搭載し、LS以外の全グレードに標準装備しています。
もちろんアップルカープレイ、アンドロイドオートにも対応しています。
パワースライドセンターコンソールは、ボタンを長押しするだけで最大25センチスライドして追加ストレージが出現します。
普段は隠れて見えない為、貴重品などの収納にも適しています。
※プレミア/ハイカントリー標準装備
12.6インチのLCDタッチスクリーンリヤモニターが左右にセットされ、USBとHDMIから動画やエンターテインメントコンテンツを視聴可能です。
例えば、AmazonファイヤースティックをHDMI端子に挿し、電源をUSBから取れば、Amazonプライムビデオを車内でお楽しみいただけます。
長年培ったサウンドエンジニアリングと高品質のオーディオに定評のあるBOSEオーディオシステムを搭載。
キャビン全体にスピーカーを配置してコンサート会場のような臨場感のあるサウンドを実現します。
※プレミア/ハイカントリー標準装備
15インチマルチカラーヘッドアップディスプレイをオプション選択可能です。
方向案内やセーフティアラート、マイル表示、さらには電話着信までフロントガラスに投影可能です。
タホで大型スーツケース6個を収納可能な広大なラゲッジスペースを実現。
後席のレッグスペースの広さも相まって、友達や家族を連れた旅行などに大活躍するファミリーカーとしての一面も併せ持っています。
走行性能
搭載エンジンは355馬力のV8 5.3L ECOTEC3エンジンと、420馬力のV8 6.2L ECOTEC3エンジン。共に10速ATと組み合わされます。
ハイカントリーとZ71にはAutotrac2スピードトランスファーケース。
それ以外のグレードにはシングルトランスファーケースが装着されます。
Z71は標準の5.3L V8エンジンから新たに6.2L V8エンジンが用意され、前年モデルからプラス65馬力のパワーを手にいれています。
タホ/サバーバンは、クラス初のエアライドアダプティブサスペンションを採用。
1インチ、2インチと小刻みに車高を上げることが可能です。
マグネティックライドコントロールは、ダンパーの硬さをリアルタイムに調整し、優れた乗り心地を実現します。
420馬力[313kW]5600rpm
460lb-ftトルク[624Nm]4100rpm
アクティブフューエルマネジメントシステムを備えた新世代のGMスモールブロックを採用しています。
走行状況に合わせてサスペンションを微調整することで洗練されたコントロール性とスタビリティを実現します。
最大2インチのリフトアップが可能で、ロードクリアランスが増加し悪路走破性が向上します。(OP)
オーバードライブを備えた電子制御トランスミッション。
牽引/運搬を含むトラクションセレクトシステムを採用しています。
ドライブ中に各ホイールの動きを個別にモニタリング。
電磁力を利用してダンパー液の特性を変化させることで、サスペンションをミリ秒ごとに調整します。
スムーズな乗り心地を維持しながらトラクションを強化。
より正確なステアリングを可能にします。
AUTOモードの場合、システムが車輪のスリップを検出するまで2WDモードで走行します。
スリップを検知後、トラクションが回復するまで自動的に4WDで走行。
また、任意の速度で2WDから4WDにシフトにて変速が可能です。
また、牽引される側になった場合に備えた、車軸フリーのニュートラルポジションも備えています。
リアトレーラー、インサイド、トランスペアレントトレーラー、ピクチャーインピクチャーの4つのトレーラーカメラビューをメインディスプレイに映し出します。
さらに、トレーラーガイダンス、トレーラーのタイヤプレッシャーモニタリングシステムなどの便利な機能を搭載しています。
安全機能
オートエマージェンシーブレーキ、フォワードコリジョンアラート、前方歩行者ブレーキ、フォローイングディスタンス(車間距離)インジケーターとオートハイビームは全グレード標準装備。
駐車や高速走行などの際に役立つドライバーアラートパッケージや、上級グレードでは9カメラ搭載360°カメラ、後方確認に便利なリアカメラミラーが含まれる強化ディスプレイ&アラートパッケージも用意されております。
メディア
タホ/サバーバンが採用する大型の10.2インチタッチスクリーンディスプレイは、シボレーが近年取り組んでいるGoogleのビルトインにより、スムースな操作環境を実現しています。
ハード面では話題のアップルカープレイ&アンドロイドオートが搭載されたことにより、お手持ちのスマホにインストールされているナビゲーションを純正画面に映し出し、車両とリンクさせる事が出来るようになりました。
もちろんSiriに対応するので音声による目的地設定やショートメールの作成送信、ミュージックの再生が可能です。
オプションパッケージ
GM製SUV史上初の4輪アダプティブエアサスペンションが設定され、ハイカントリーとZ71のみオプションとして装着可能です。
最近流行りのジェットやバスボート、キャンピングトレーラーを引っ張る方には嬉しいトレーラーパッケージも用意されています。
ヒッチガイダンス&ヒッチビュー、トレーラーブレーキコントローラーやサイドブラインドゾーンアラートなど、牽引の際に役立つ仕様となっています。
基本スペック