QX80がフルモデルチェンジ!
インフィニティの新世代ラグジュアリーSUV!
現地時間2024年3月27日、新型QX80がニューヨークインターナショナルオートショーにて初公開されました。
インフィニティが内外装全ての機能を見直し、新世代のラグジュアリーSUVとして生まれ変わったQX80。
最新のデザインフォルム、「アーティストリー・イン・モーション」を採用し、これまでのどのQXよりも刺激的で最先端のデザインに変貌を遂げています。
3列シート全てに最高レベルの快適性を備えたQX80のインテリアには、フルサイズプレミアムSUV初となるハイエンドオーディオブランドKlipsch(クリプシュ)24スピーカーリファレンスサウンドシステムも設定されています。
注目のパワートレインには、自然吸気V8に代わり450馬力のツインターボV6エンジンを搭載。GT-Rにも搭載されるVR系ハイパフォーマンスエンジンで、動力性能も大幅に向上しています。
全てが生まれ変わった2025年モデルのQX80は、本年度ラグジュアリーSUVの大本命と言える一台です。
アーティスト 清木場俊介さん
東北楽天ゴールデンイーグルス 浅村選手
埼玉西武ライオンズ 松井監督
外装
新型QX80のフロントセクションは、印象的なイルミネーテッド3Dエンブレムがセンターに配置された、新世代インフィニティンブランドを象徴する「ダブルアーチグリル」を採用。
ダブルアーチグリルから繋がるLED DRLライトは、竹林の有機的な形状からインスピレーションを受けてデザインされています。また、リアセクション全体に広がるLEDテールライトは、ボディを水面に見立てて光の反射を表現しています。
オーナーが車両に近づくと、日本のおもてなしを表すウェルカムLEDシーケンスによる光の演出「インフィニティライトパス」が行われます。その後、格納されたフラッシュドアハンドルがオートスライドで出現。走行を開始するとドアハンドルは滑らかに格納される為、デザイン上のミニマリズムに貢献しています。
最新のテクノロジーと自然界からのインスピレーションを融合した、見事なエクステリアデザインと言えるのではないでしょうか。
静かな竹林の新芽の揺れからインスピレーションを得た繊細なデザイン、美しいモールドが特徴の「ダブルアーチグリル」を装着しています。
ウェルカムシーケンスに連動して点灯するLEDイルミネーションと、深く刻まれたインフィニティロゴが印象的にリニューアルされたセンターエンブレム
キーを持ってQX80に近づくと、エンブレムから美しい光の演出がスタートします。
光はDRLを通過した後、車両側面にウインググラフィックを投影してオーナーを出迎えます。
ドアハンドルは普段は格納されており、オーナーが乗り込む際にオートスライドで出現します。走行を開始するとドアハンドルは滑らかに格納される為、デザイン上のミニマリズムに貢献しています。
リアゲート全幅に広がるデジタルピアノキーライティングシーケンスを備えたLEDテールライト。直線的なデザインとは一線を画した、鍵盤で音楽を奏でるようなリズミカルなLEDシーケンスで、リアビューを華やかに演出しています。
オートグラフが装着する22インチ専用ホイールは、風車にインスピレーションを受けたデザインを採用。大きく印象的でありながら、緩やかなカーブを描く優美なものとなっています。
内装
新型QX80のインテリアは、日本の伝統文化と「雅」の理念に大きく影響を受けてデザインされました。
主に京都の職人文化に由来した、ソフトで手触りの良い上質な素材を採用し、乗客の腕やひじがかかる箇所には素材を重ねて使用することで、非常にやわらかな触り心地を実現しています。
レザー、リアルオープンポアウッドトリム、スエード、メタルなどの選び抜かれた素材に、14.3インチデュアルタッチスクリーンディスプレイがシームレスに組み合わされています。
インテリアの快適性を重視したQX80は、2列目シートの周辺温度をヘッドライナーの赤外線センサーから生体認証により検出し、オートエアコンの冷風を送り込むバイオメトリッククーリングシステムを採用(センソリー・オートグラフ)。通常のオートエアコンと比較して約50%短い時間で快適な温度に調整可能としています。
注目のサウンドシステムはKlipsch(クリプシュ)リファレンスプレミアオーディオシステム※をフルサイズラグジュアリーSUVセグメントで初採用。24個のスピーカーから素晴らしいサウンドをインテリア全体に響かせてくれます。
※(センソリー・オートグラフに標準装備)
トップグレードのオートグラフのセンターコンソールには、温度調整可能なクーラーボックスを標準装備しており、作動させると中に入れたドリンクなどを冷やしておくことが可能です。
最新のハイテク機能満載のインフィニティインタッチインフォテイメントシステムを搭載した、高解像度14.3インチモノリススクリーンを全グレード標準装備。Googleビルトインはもちろんアップルカープレイ、アンドロイドオートともワイヤレスで接続します。
フルサイズラグジュアリーSUV初となる、クリプシュ24スピーカーリファレンスプレミアオーディオシステムをセンソリー、オートグラフに標準装備。コンサートホールの臨場感あるサウンドを車内で実現することが可能です。ピュアとラックスは14スピーカークリプシュオーディオシステムを搭載しています。
柔らかく高品質なセミアニリンレザーシートには、一部手作業で仕上げられた美しいステッチが施されており、日本の伝統的なクラフトマンシップへのリスペクトを表現しています。
高級なオープンポアアッシュ材を使用したリアルウッドトリムに、日本の伝統楽器である琴にインスピレーションを得たアルミ製アクセントトリムがあしらわれています。
2列目と3列目シートには、標準でパワークローズ/昇降機能が備わっており、カーゴエリアのボタン、及びフロントのタッチスクリーンの操作でアクセスが可能です。2列目には「ウォークイン」モードが有り、3列目への移動がしやすくなっています。
インフォテイメントディスプレイの下部には9インチのタッチスクリーンモニターが設置されており、全ての空調機能の他にシートヒーター、シートクーラー操作、及びドライブモードの設定が可能です。
画面からは「触感フィードバック」を通して指先からボタンの感触を得ることが出来る為、操作のしやすさに繋がっています。
2列目シートの周辺温度をヘッドライナーの赤外線センサーから生体認証により検出し、オートエアコンの冷風を送り込むバイオメトリッククーリングシステムを採用。
2列目に座った乗客の体感温度を操作を必要とせずに瞬時に調整して冷風を送ります。
生体認証冷却を使用することで、従来より50%程短い時間で、快適な温度に到達できることが実証されています。
助手席側ダッシュボードを横切るラインとLEDイルミネーションインフィニティエンブレムが印象的なインテリア空間を演出します。
また、ダッシュボードとドアに64色の中から好みの設定が可能なLEDアンビエントライトを装備しています。
各座席にUSBチャージングポートが備わり、2箇所はメディアの読込が可能。4つは充電のみとなっています。もちろんワイヤレスチャージングパッドも標準装備しています。
走行性能
QX80はエンジンも新設計され、450馬力を発生するV6 3.5L ツインターボ VR35DDTTエンジンを搭載しました。
以前のQX80から出力で50馬力アップ、トルクは103lb-ft向上すると共に、インテーク側の電子制御可変バルブタイミングによってクイックなスロットルレスポンスを実現しています。
ピュア、ラックスは2WD、オプションでインフィニティオールモード4WDを選択可能です。センソリー、オートグラフは標準で4WDを搭載。トランスミッションは9速ATに進化しており、パワフルな走りと燃費を両立させています。
全てのグレードに、標準、エコ、スポーツ、牽引、パーソナル設定を備えたドライブモードセレクターを標準装備しているのも特徴です。
べースのPURE以外のグレードに、新規設計の「ダイナミックデジタルサスペンション」と呼ばれる最新の電子制御アダプティブエアサスペンションを装備。乗り心地とハンドリングが大幅に向上しています。
ダイナミックデジタルサスペンションの機能は、高速走行時に空力特性を上げる為に30mmローダウン。また、駐車時には通常時から71mm車高が下がり、乗客の乗り降りや荷物の積み込みをしやすくしてくれます。さらに、オフロード設定では通常時より61mmリフトアップして走破性に貢献します。
R-35GTR、フェアレディZ等ハイパフォーマンスモデルが搭載するオールアルミ製VR系エンジンを搭載。
以前のQX80と比較し、出力50馬力アップ、トルクは103lb-ft向上。
インテーク側の電子制御可変バルブタイミングによってクイックなスロットルレスポンスを実現しています。
最新の電子制御アダプティブサスペンションをラックス・センソリー・オートグラフに標準装備。
高速走行時に30mmローダウン。駐車時には通常時から71mm車高が下がり、乗客の乗り降りや荷物の積み込みをしやすくしてくれます。さらに、オフロード設定では通常時より61mmリフトアップして走破性に貢献します。
全てのグレードに、標準・エコ・スポーツ・スノー・牽引・パーソナル設定モードの6つのモードを備えたドライブモードセレクターを標準装備。
各モードは、スロットルレスポンス、パワーステアリング、ドライブアシストを調整してドライバーの意のままのドライブを可能とします。
ダイナミックデジタルサスペンション装着車両については、4WDシステムと併せて自動制御が可能です。
従来モデルと比較して7速→9速、ギア比範囲で見ると実に40%も拡大された9速オートマチックトランスミッションを全グレードに搭載しています。
新型V6エンジンのパフォーマンスを最大限引き出し、鋭い加速レスポンスと、効率的な高速走行を両立しています。
インフィニティQX80は最大3.8トンもの牽引能力を発揮。
キャンピングトレーラーやボートなどの牽引を余裕でこなすトーイングキャパシティを誇ります。
安全機能
数々の最新安全機能もQX80の魅力の一つです。
世界初のフロントワイドビューは、デュアル14.3インチディスプレイに車両側面170°の広角画像を映し出し、駐車時のリア側や狭いガレージの曲がり角などを同時に見ることが可能です。
さらに、車両直前を映し出すInvisible Hood View(インビジブルフードビュー)は、ボンネットフードの向こう側の見えない障害物を、高度な画像処理技術を活用してモニタリング可能。最新の映像技術により、ドライバーの死角を極限まで無くす試みがなされています。
ドライバーアシストテクノロジーも最先端で、フォワードコリジョンアラート、歩行者検知機能付きオートエマージェンシーブレーキ、ブラインドスポットアラート、リアクロストラフィックアラートなど、ドライバーを広範囲にわたってアシストする機能を標準装備しています。
メディア
最新のINFINITI InTouchインフォテイメントシステムには、Googleがビルトインされ、Googleマップ、Googleプレイなどはもちろん、ワイヤレスアップルカープレイ、アンドロイドオート機能も搭載されています。
センターメインディスプレイ下部の9インチタッチスクリーンで、オートエアコン、シートヒーターの操作や、ドライブモード選択が可能です。
基本スペック